バンドメンバーとは。。。。。

(BIASCUT)
左から、リーダー(G)・サエリ嬢(Vo)・ユリエ嬢(Dr)・ユウキ(B)





唐突ですが、、、、僕15才の時に初めてドラム触ったんですよ。。。

中学の時にすでにバンドやってる友達がいて、、、カッコええなあ、、、それが始まりで高校入ってすぐにドラム買うて。。。

憧れたんは当時レインボーにおったコージーパウエルとか、ホワイトスネイクにおったイアンペイスとか。。。MSGのテッドマッケンナとか。。。
日本人なら,まだレイジー時代の樋口さんとか。。。

19才くらいまでですかね、、、ハードロック、ヘヴィメタルみたいな音楽やってたのって。。。。。

その後、売れ線狙って失敗しましたけど(笑)

高校時代に最初は同級生と組んで文化祭出て、その後、雑誌のメンボで知り合った同世代の子らと2つ、3つバンド組んだりして。。。

当時、川西に「サブロック」ってスタジオがあって、そこの主催の「高校生バンドコンテスト」みたいなのでけっこうウマいみたいに言われて大阪野外音楽堂でライブさせてもらったりとか。。。

なんかね、、、その時から割りと「ウマいやつとやるんや」、、「ウマかったら別に性格悪いやつでもエエし」、、みたいな感じで。。。ギターもベースも明らかに僕より腕は上やったなあ(−−;

冷めてたのかな。。。友達が欲しくてバンドやってるんとちゃうしみたいな。。。

そんなスタイルで最後までやってたから、今も付き合いしてる昔のバンド仲間て、たった2人だけなんですよねえ。。。。

ウマい具合に仲エエ友達とバンドがちゃんと出来たら、それはスゴいええことやなあ、、、と今になっては思う時もありますけど。。。

ただね、今から上を目指す若い人には、色んな数多くのミュージシャンとやってほしいですね。。。。

同じ楽器を弾いてても、それぞれ全く違う個性、ニュアンスを持ってるから、
自分の勉強になります。。。

特に自分より格上のミュージシャンとやれる機会があるなら、それはありがたい事です。。。

要は常に上を見ながら、自分のハードルを上げておくのが大切です。。。

せやから、僕なんかはメンバーチェンジとか、けっこう淡々としてた記憶がありますもんねえ。。。。

メンバーでもスタジオとライヴは顔合わすけど、プライベートは全く知らんし、興味ないし、、、みたいな。。。

エエか悪いかは分かりませんけど・・・。

「友達」とか言うてたら、切りたいと思てもやりにくなるし・・・みたいな、、そんな感覚でやり続けてましたねえ。。。

逆にそう思てやってたから切られる時も何の抵抗も無いしね。。。

18、19とやってたバンド、「RUSTY」言うんですけどね(誰も知るかい!)。。。。

2年くらいやったんですけど、いまいちパっとせえへんし。。。
フっちゃん(ちょっと前に登場してます)と一緒に辞めて、新しいバンドやろ〜って言うてたんですよ。。。

そんな時にフっちゃんが、元スレイヴドライバー(マリノのジュンペイさんとレオさんがいてました)のベースの『シンちゃん』て人に誘われてスタジオ入ることになったんです。。。

この『シンちゃん』て人、、、田辺ロックの人です(笑)(当時を知ってる人は分ると思います)

ひとつのバンドに留まることをせんと、自分が気に入ったミュージシャンとしかやらない、、、なので数々の有名バンドから声かけられても、とりあえず断る。。。。
当時の大阪ハードロック界を知ってる人ならビックリするようなビッグネームのバンド、いくつも蹴ってますからねえ・・・。。。。

それで丁度ドラムも募集してたからフっちゃんが、「カズぼんもセッションしてみようや^^」て言うてくれたんで、まあ、オーディションみたいな形でスタジオ入ったんですけど。。。

要はね・・・レオさんの代わりがフっちゃんで、ジュンペイさんの代わりが僕みたいな形ですわ・・・ムリ(爆)


結果はやっぱりフっちゃんが採用で僕は落選ですわ(笑)
その時、フっちゃんは「カズぼん、、、ごめんなあ・・・一緒にやりたかってんけど。。。俺、『シンちゃん』とやってみようと思うねん・・・」て申し訳なさそうに言うんですよ。。。

これって「カズぼんとやるよりも、もっと上に行けるかも知れん・・・」て言うフっちゃんのミュージシャンとしての上昇志向でしょ。。。。。正解でしょ。。。
ここで、、、「え!?ウソ!?俺とやるて言うてたやん・・・やろうや・・・」て言う人はミュージシャンは目指さん方がエエと思います。。。

僕、大賛成でしたもん(笑) 自分と一緒にやってたフっちゃんが、エラい上の人達と肩並べてやるなんて、スゲ〜〜〜みたいな感じで、嬉しかったの覚えてますわ^^

そのちょっと前くらいから自分自身で考えてる事があって、、、「俺、、、ハードロックのドラムは向いてないかも???」みたいな(笑)

そのオーディションの時にも終わってから『シンちゃん』にも言われたんですよ、、、「自分のドラム、けっこう前ノリやし、突っ込んでくる感じのビートやから、ハードロックと違うほうがエエんちゃう?」みたいにね。。。

それキッカケでハードロックやめたんですよ(笑)
自分が思てた事と周りの評価が同じやったと。。。

仮にそのまま、まだハードロック続けてたにしても、フっちゃんの選択は喜んでますよ。。。

その後、僕は自分でメンバー探して全く新しいバンドを組むんですけどね(また後日)。。。

そこから先は僕とフっちゃんはジャンルは違うけど、それぞれ頑張ってました^^
お互いのライヴも観に行ったりしてね^^

梅田のバーボンハウスに観に行ったときは衝撃やったなあ。。。。
それはイベント用のセッションバンドやったんですけどね、、、ギターがテラローザのヒロミくん、ドラムがハリースキュアリーの卓さん、、、ベース・・・忘れた(笑)ウルフの関くんやったかも・・・。
そんなメンツでイッカつい声出してセンターで歌ってるんですわ、、、フっちゃんが^^;

エラい出世したやんかああああああああああああああああ!!!て思いました(笑)

ただ、、、「こら、負けるわけにはイカン!」と思た記憶もありますわ(笑)

フっちゃんも『ファンダンゴ』に観に来てくれた時は、「カズぼん良かったで!やっぱこっちの方がカズぼんのドラムええで!」って言うてくれて嬉しかった思い出があります^^

えらく僕の昔話が長くなってしまいましたが、、、大切なのは常に上を見ながら、色んなモノを吸収して自分の糧にすると言うことですかな。。。

例え同じバンドのメンバーでもステージでいかに自分をカッコよく見せるか、、、ライバルですよ。。。
そうでないと出てくる音も緊迫感の無いつまらん音になってまいます。。。

そして先輩はドンドン踏み台にすればイイのさ!!!!!(笑)

(ハードロックやめて新バンドの頃ですわ・・・なんでバンザイしてんねんやろ・・・ワキ毛が・・・)