旅立ち。。。。。

お腹いっぱいや(−−)

本日は業務終了後にケンちゃん&お嬢と3人でラーメン屋へ。。。。。

今日は芦屋あたりにある「あじゅち屋」って店でした。。。。。

和歌山ラーメンで、そこそこ濃厚。。。。。

ラーメンの誘いだけは断らない・・・ケンちゃん素敵。。。。。



ちょっと前にね、「旅立ち」って映画観たんですよ。。。。。

10代の人は知らんかもしれんけど、フォークシンガーの松山千春って人の自伝小説を映画化したもんです。。。。。

ご本人がデビューされて3年くらいした頃に出された「足寄より」って自伝小説です。。。。。

当時、かなりの話題になりヒットしたんじゃないでしょうか。。。。

もうデビューされてから30年以上です。。。。。

内容はアマチュア時代に自分を拾ってデビューさせてくれた北海道のSTVテレビディレクターの人との話が軸になってます。。。。。

フォークソングと言えば今や、過去の音楽みたいになってるんですが。。。。。

ボクはリアルタイムで青春をフォークソングで過ごしたみたいな世代では無いんですが。。。。。

キライではないんです。。。。。

若い人で知らん人もおると思うんで・・・
松山千春さんて歌い手さん、超ウマいのですよ、、、歌が。。。。。

歌唱力では芸能界でもズバ抜けてらっしゃいます。。。。。

70年代後半から80年代は数々のヒットも飛ばしてはります。。。。。


そしてなぜ今回、この話かと言うと、、、デビューから30数年経った現在も音楽性が一貫してはります。。。。。

70年代中盤の頃ですから、フォークソングが下降気味とは言え、まだギター1本でデビューしたアーティストは多かったように思います。。。。。

が、、、、、

多くのアーティストは時代の流れなのか、途中で音楽性が変わった人が多い。。。。。

エレキギターに持ち替えて「ロックンロール!!!」なんて叫ぶかたまでおられます。。。。。

その中にあって、この松山千春さんは、ず〜〜〜っとブレないでここまで来てはる。。。。。

今もライブやなんかではギター1本で、自分を拾って育ててくれた恩師との出会いの曲「旅立ち」を大切に歌ってはります。。。。。

10代に作ったデビュー曲を50才を過ぎた今もです。。。。。

そして肩書きはやはり「フォークシンガー」。。。。。

その訳が映画「旅立ち」を観て、なるほど・・・この人の音楽性がブレない原点はここか、、、と納得しました。。。。。

暗いとか、時代に合わないとか、そんな風に言われるのが今のフォークソングの立ち位置なんですが。。。。。

30年前も今も、人間の持ってるキレイな部分、汚い部分、そんなんはそう変わらんのやないかと。。。。

単純な恋愛ソングに聞こえるんですが、実はそうではなく、、、

人が生きてゆく中での様々な出会いや別れ、悲しみや怒りを恋愛に置き換えて、ボクら凡人に分かりやすく歌って聞かせてくれてはります。。。。。

年齢を重ねた今も、澄み切った美しいハイトーンボイスと卓越した歌唱力、そして多くの悲しみを経験したが故の優しさ。。。。。

ブレない凄さ、貫く美しさみたいなのを、松山千春さんに感じます。。。。。

ヒットチャートを賑わす音楽は現代、今の時代に合っているのかも知れませんが。。。。

薄っぺらな音楽を聴くより何か得るものがあるような気がします。。。。。

「旅立ち」、「銀の雨」、「かざぐるま」、「父さん」、名曲は数え切れないほどあります。。。。。

食わず嫌いにならんと、機会があれば一度聴いてみてください。。。。。